救急蘇生の研修がありました!
先日、院内研修で救急蘇生の研修がありました。
2年ぶりの救急蘇生の研修です。
救急蘇生の流れを書いておきます。ぜひ参考にしてください。
もし人が倒れていたら、まずは【こいけ】を確認します。
【こいけ】とは、
「こ」→呼吸があるか?
「い」→意識があるか?
「け」→血圧(脈)があるか?
の頭文字をとって【こいけ】です。わかりやすくこいけさんと覚えましょう。
呼吸・意識・血圧(脈)がない場合、すぐに胸骨圧迫を開始します。
そして、胸骨圧迫をしながら周りの人たちに助けを求めます。
誰かヘルプにきてもらえたら、
①救急車を呼ぶ人
②AEDを持ってきてもらう人
を指定して「必ず戻ってきてください」と伝えます。
あとはひたすら患者に正常な呼吸が戻るまでか、AEDや救急隊員が到着するまで胸骨圧迫を続けます。
簡単な流れとしては以上になります。
救急蘇生で大事なポイントを3つピックアップしておきます。
①胸骨圧迫を開始するのが早いほど救命率が上がるため、こいけさんを確認後すぐに(人を呼ぶ前に)胸骨圧迫を開始する。
②胸骨圧迫の強さは5cm~6cmまで、速さは100~120回/分、絶え間なく!
③質の高い胸骨圧迫を続けるためにも、疲れてきたら別の人に交代してもらう。
いかに早く、質の高い胸骨圧迫を続けられるかが大事ということです。
研修の様子です。
AEDを使う練習もします。
副院長も参加しています!!
みなさん一生懸命取り組んでいます。
万が一の時に落ち着いて対応できるよう、これからも備えていきたいと思います。